毛穴の汚れを取る方法「簡単洗顔法」「鼻など部位別」など

皮脂分泌量が多すぎたり、紫外線をたくさん浴びたりすると毛穴が開いてしまいます。また年を取っていくと、肌のたるみが原因で毛穴が開いてくることもあります。

開いた毛穴に汚れが溜まると、様々な肌トラブルが起きます。中でも多いのがニキビで、皮脂の分泌が盛んな10代では「ニキビが悩み」という人がかなりいます。

しかし大人になると、また別の原因で毛穴が目立つようになり、むしろ若い頃よりも厄介な状態になることもあります。

毛穴の汚れからくるトラブルは深刻化することもあるので、早めに対策をすることが大切です。


毛穴の汚れ、実は汗だった

人間の顔には20万個もの毛穴があることをご存知でしょうか。きちんと肌のお手入れをしないと、この膨大な数の毛穴に汚れが溜まることになります。

そして毛穴に汚れが溜まったままにしていると、やがて毛穴が開きっぱなしになってしまいます。そしてその状態に、さらに加齢による肌のたるみが加わると、毛穴は楕円のような形に変わります。


さらに、毛穴が開きっぱなしの状態になっていると、そこに汚れが入り込んで毛穴をもっと広げます。いったん毛穴が開くと、この繰り返しになってしまいますし、開いた毛穴を元の状態にもどすのは難しくなります。

また、大きな楕円形に広がった毛穴は、見た目にも非常に目立つようになります。毛穴の汚れ対策は、肌にたるみが出てくる時期から始めるのでは間に合いません。早いうちから毛穴のお手入れを行うことをお勧めします。

汚れの元、実は汗だった

このようにして毛穴に溜まる「汚れ」の元は、実は汗なのです。汗をかいた後に毛穴に残った汗の成分は、皮脂と混ざり合ってロウのような塊りになります。これを角栓と呼びますが、この角栓が毛穴の黒ずみやニキビにつながることも多いのです。

しかし、毛穴の汚れの元だからといって汗は悪いものではありません。むしろ人間の体には必要なもので、汗には体内の老廃物などを排出する、いわゆるデトックス効果があります。問題は、汗をかいた時に汗が肌に残ることなのです。

毛穴に汚れが残らないよう、汗をかいた後にはできるだけ早く拭き取って、いつも肌を清潔に保つことを心がけましょう。

吸引器で毛穴の汚れ対策

毛穴の汚れに悩む人が多いせいか、最近は毛穴ケアをするための商品がたくさん販売されています。


市販の毛穴ケア商品の中でも使っている人が多いものに、「毛穴パックシート」があります。これは毛穴の汚れが気になる部分にシートを貼って剥がすというものですが、肌を傷めることもあるので、使うのは止めた方が良いかもしれません。

もし鼻や小鼻の毛穴の汚れをピンポイントに除去するのであれば、「吸引器」がお勧めです。吸引器は毛穴に圧力を加えて、中に詰まっている角栓や皮脂、汚れなどを吸い出すというものです。

最近はお風呂で使うことができるように防水機能が搭載されている吸引器もあります。お風呂に入ると蒸気で毛穴が開きますし、汗をかいて角栓や汚れが毛穴の中で柔らかくなりますので、吸引効果を高めるためにお風呂で使うのも良いでしょう。

吸引器とともに正しい洗顔も

ただし、やたらと吸引器を使うのは肌を傷める原因になるのでやめましょう。また、人によっては毛穴の中で角栓が硬くなっている場合もあり、そうなると吸引器では除去できません。無理な吸引も肌を傷めるので避けてください。

吸引器で除去できないような毛穴の汚れは、専門の病院でレーザー治療などを受けるなどの方法があります。まずは頑固な毛穴の汚れを落とすことが先決です。

毛穴の汚れをなくすためには、このような吸引器などを使うだけではなく、正しい洗顔を心がける必要もあります。また、生活環境や食生活による部分も大きいので、毛穴の汚れが気になる人は現在の自分の生活も振り返ってみてください。

洗顔で毛穴の汚れ対策

毛穴の汚れをなくすためには、きちんと洗顔をすることが第一です。ただし、ただ洗顔石鹸で洗うだけでは、毛穴の汚れまでは落ちません。普段の洗顔にひと手間かけましょう。


まず、洗顔石鹸で洗う前に「予洗い」と「蒸しタオル」で、皮脂や汚れを浮き上がらせます。予洗いは人肌よりも低い34〜36℃くらいで行います。

これは毛穴を開くためではなく、皮脂を溶かすのが目的なので、熱いお湯を使う必要はありません。肌が乾燥するのを防ぐためにも、皮脂が溶け始める温度の34℃くらいが適しています。

そして次に蒸しタオルを当てて、皮脂や毛穴の汚れを浮き上がらせます。10分ほど当てておきましょう。これは毛穴を開かせるためなので、半身浴の蒸気や発汗でも同じ効果があります。

このように毛穴が開いた状態で、洗顔石鹸で顔を洗います。この時に必要なのが、きめの細かい泡で、顔全体につけられるくらいの量を泡立ててください。洗顔ネットなどを使うと楽に泡を作ることができます。

その泡を顔にのせて、円を描くようにマッサージをする感覚で洗顔をしてください。この時には絶対に力を入れてはいけません。

すすぎで手を抜いてしまうと…

そして、さらに重要なのがすすぎで、ここで手を抜いてしまうと丁寧に洗顔をしてきたことが台無しになってしまいます。毛穴の汚れを完全に洗い流すように、特に時間をかけてすすいでください。

最後に、ローションや乳液などで保湿をしてください。より効果を高めるために5分ほどパッティングをするのも良いでしょう。

この洗顔方法は皮脂や毛穴の汚れを徹底的に落とすので、洗顔後に肌を保護するお手入れを忘れないようにしてください。

ビタミン摂取で毛穴の汚れ対策

毛穴の汚れの中には、古くなった角質があります。本来、角質は新しい角質が生まれると古いものは剥がれ落ちていきます。

しかし、28日周期で繰り返される肌の再生、いわゆるターンオーバーがきちんと機能していないと、古くなった角質が毛穴の中に汚れとして残り、やがて毛穴の黒ずみへと変わっていきます。


このターンオーバーの状態を改善するために、ビタミン類の摂取をお勧めします。スキンケアで外側からコラーゲンなどを補うのも良い方法ですが、体の中からも働きかけると、より効果的です。

ビタミン類の中で積極的に摂りたいのは、肌へ働きかけるビタミンCとビタミンAです。肌を美しくする成分としてコラーゲンやエラスチン繊維が挙げられますが、ビタミンCやビタミンAは肌深部の真皮層に働きかけて生成を促します。

また、ビタミンB2は新陳代謝を促しますし、ビタミンB1やB6もターンオーバーを正常にするために必要です。肌の新陳代謝機能を高めることは、毛穴に汚れが溜まらないために非常に大切です。

総合ビタミン剤などサプリメントの活用も

これらのビタミン類は普段の食事で摂るのが理想的なのですが、毎日きちんと摂るのは難しいかもしれません。その場合にはサプリメントを取り入れましょう。様々なビタミンが配合された総合ビタミン剤などもあります。

毛穴の汚れをなくす方法としては洗顔がありますが、食生活や生活環境が悪いと、せっかく正しい洗顔を行っても効果が出ない可能性もあります。洗顔などのスキンケアに加えて体の中からも対策をしていくことで、毛穴に汚れが溜まりにくい肌質に改善することができます。

鼻の毛穴汚れ対策

肌の悩みというと「毛穴の汚れ」を挙げる人が最も多いようです。この場合の「毛穴」とは、鼻の毛穴を指すことがほとんどです。

鼻に限らず私達の顔には、古くなった角質やメイク汚れ、ほこり、細菌、さらに洗顔料などが、きちんと洗い流されずに残ってしまうことがあり、肌トラブルのもとになります。


特に、顔の中で最も皮脂の分泌が盛んな鼻には、これらの物質が溜まりやすいのです。また、鼻は汗もたくさんかきますし、紫外線が当たりやすい部分でもあるため、顔の他の部分に比べてトラブルも起きやすくなります。

このような毛穴の汚れへの対策としては、まずは洗顔をきちんとすることです。もちろん、ほとんどの人は毎日メイクを落として洗顔をしているでしょう。しかし、その洗顔方法が間違っていると、毛穴の汚れを取り除くことはできません。

洗顔において重要なのは、メイクを完全に落とすことです。そして、皮脂の分泌が盛んな鼻の毛穴の汚れを落とすためには、洗浄力が強めの洗顔料を使った方がよいでしょう。

1日に何回も洗顔すると…

ただし、必要な皮脂まで洗い落とさないようにしてください。洗顔の回数も多ければいいというものではなく、1回の洗顔をしっかりと行う方が大切です。日に何度も洗顔をすると、肌が敏感になってしまったり、乾燥しすぎてしまうこともあります。

そして洗顔の後は、肌へ水分補給をすることを忘れないでください。

毛穴の汚れを防ぐために最も効果的な方法は洗顔です。とても簡単な対策のように思えますが、正しい方法で洗顔をしないと意味がありません。正しく洗顔を行って、美しい肌を目指しましょう。

頬の毛穴汚れ対策

顔にほこりなどが付着したり、メイクの洗い残しなどがあると、頬の毛穴にも汚れが溜まります。毛穴の汚れというと鼻や額などのTゾーンを挙げる人が多いのですが、毛穴は顔中にあるので、当然ながら頬の毛穴についても対策が必要です。


毛穴の汚れが軽い場合には、朝晩の洗顔をきちんと行うことが最も大切なのですが、間違った方法で行っている人も少なくありません。まず、洗浄力が強すぎる洗顔料は避けてください。

また、毛穴の汚れをなくしたい一心でゴシゴシと洗うのもやめましょう。それと、よく指先で毛穴を押して角栓を絞り出すようにしている人もいますが、これもほんの少し汚れが取れるだけで、結局は毛穴が余計に開いてしまうことになります。

皮膚科に行くことも解決策のひとつ

もし毛穴の中で角栓が硬くなって汚れが取れない状態であれば、自分ではどうすることもできないでしょう。目安としては、1年ほど正しい洗顔などを行って改善しない場合には、皮膚科に行くことをお勧めします。

毛穴の汚れをなくすためには、皮膚科で古い角質を除去する「ケミカルピーリング」を受けるのも良いでしょう。また、レーザーやイオン導入の治療はコラーゲンの生成を促して、肌のターンオーバーを正常にします。さらに「圧出」で角栓を除去すると、すぐに毛穴の汚れがなくなります。

毛穴の汚れが進行すると、自分で行う対策では改善しなくなります。そのような状態にならないように普段から正しい洗顔を行って、常に毛穴を清潔に保ちましょう。

頭皮の毛穴汚れ対策

薄毛や抜け毛など、髪の悩みがある人は特に頭皮の毛穴に汚れが溜まらないように注意しなければいけません。毛穴が汚れていると育毛剤を使っても効果は望めませんし、丈夫な髪の毛が生えてくる妨げにもなるからです。


頭皮は毛穴からの皮脂分泌が活発なので、すぐに汚れが溜まります。それに加えて、汗もかきますし、ほこりや整髪剤も付着します。これらの汚れをきちんと落とさないままでいると毛穴に入り込んでしまいます。

そして毛穴の汚れが激しくなるとダニや細菌の繁殖を引き起こして、普通のシャンプーなどで対処することもできなくなります。これは、もはや手遅れとも言える状態なので、そうなる前に頭皮のケアをしましょう。

頭皮の汚れを除去するためには、専用の洗浄剤が市販されているので使ってみてはいかがでしょうか。また、頭皮専門の「ヘッドスパ」というエステもあります。ヘッドスパは、頭皮の毛穴の汚れを除去してもらいながら、とてもリラックスできるので、ストレス解消という意味でも頭皮には良いと言えます。

毛穴の汚れは抜け毛や薄毛の原因

毛穴の汚れは髪の毛の成長にも影響を与え、抜け毛や薄毛の原因になります。また、薄毛や抜け毛対策用の育毛剤の成分は、毛穴から入って毛根部分に作用するため、毛穴が汚れていたり詰まっていたりすると効果を得ることができません。

特に薄毛や抜け毛で悩んでいる人は、育毛剤の効果を高め、健康で丈夫な髪の毛が生えてくるようにするためにも頭皮の毛穴の汚れをしっかりと除去していきましょう。